Profile

北海道教育大学札幌校音楽科卒業後上京、桐朋学園大学カレッジ・ディプロマ・コースで学び、東京藝術大学大学院修士課程修了(古楽専攻)。チェロを文屋治実、毛利伯郎、バロック・チェロを鈴木秀美の各氏に師事。またG.ナジーロ、G.リヴィニウス、イズー・ショアなどの各氏に、ヨーロッパ各地の音楽祭のマスタークラスで学ぶ。美術館、教会やカフェなどでも多くのソロ・コンサートに出演し、ARC室内管弦楽団とドヴォルザーク、武蔵野室内管弦楽団とハイドンのチェロ協奏曲を共演。またアンサンブルでは様々なピアノ・トリオや弦楽四重奏団のメンバーとして定期的に活動し、特にバロック・アンサンブル「ラ・フォンテーヌ」のメンバーとしては第11回古楽コンクール(山梨)アンサンブル部門第2位、2000年ブルージュ国際コンクール・アンサンブル部門第2位、併せて聴衆賞を受賞。ロンドンSBC音楽祭、ヨーク古楽祭に招聘されるなど海外や日本各地の音楽祭、公演に出演、また発売された6枚のCDアルバム製作にも参加している。2009~2013年まで東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団に在籍、フォアシュピーラー奏者を務める。現在様々なオーケストラ、室内楽、また古楽の分野でも活動している。「アルキュオン・ピアノトリオ」「タマーズ弦楽四重奏団」などのメンバーも務める。2020年より「チェロの名曲を弾く」シリーズを開催、チェロの楽器の魅力を探求している。